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Channel: 稲葉ひとみのヅカヅカブログ
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雪組楽レポを書かなあかんのに

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実は私、三度の飯より…あ、お酒の次に本が大好きで。特に長編小説なるものを目の前にしたら、何を置いても読みたくなる性分で(笑)
なのに、「雪組楽後、るろ剣ロスを慰めて貰おう」と買い置きした本を、うっかりページを捲ってしまったのが運の尽き泣き1
4日かけて読破してしまいました。
高田郁先生の、「みをつくし料帖」シリーズ全11巻(エッセイ含む)。

高田郁先生は、れいこちゃん(月城かなと)主演のバウ「銀二貫」の原作者で、バウの公演前に読ませて頂いて、とてもテンポと後味の良い作品を書かれる先生だなと感じていまして。
かなり有名なこの作品を、うっかり本屋で見つけてしまい、大人買いをしてしまいました(笑)
読むのは、後にしようと思ったのに、我慢出来なかったんです汗

実は、雪組楽の当日券に友人の付き添いで並んだ時に、読み始めたのですが、むちゃくちゃ面白くて本を閉じるのに躊躇いを感じた程でした。
蒼紫さまに会える最後なのに、幕間にも本ひらいてしまってました(笑)

なんていうんでしょう。

…ゲームで言うならネオロマ、宝塚で言うなら菜穂子ちゃん先生な、キュンキュンする話なんです。
悶え死ぬ(笑)

もちろん、ちゃんと時代小説です。
でも、私が好きな立ち回りは出てきません。

でも、「銀二貫」と同じく、愛にあふれています。

読みながら何度も泣きました。

仕事の繁忙期と雪組楽に挟まって、睡眠時間を削って(おかげで体調不良になったんですが・笑)読んでしまいました。


高田先生の作品は、綺麗です。
切なくて苦しいとこもありますが、正直な者が正直に働いて生きていたら、まっとうな幸せがあると…。優しさに溢れた作品だと感じました。
それが私には、綺麗と映りました。

それと、出てくる大阪の女性が話す大阪弁が、母を思い出してしまいました。大した距離はないと思うのですが、母が生まれ育ったとこの方が、この話に出てくる様な、綺麗な大阪弁だったのかなと思います。
読みながら、最近ご無沙汰だなぁと反省しきりです(笑)


で。
これ、雪組でやってくれないかしらと、切に思いました。
ヒロインの想い人、どっちをどっちがするとか、登場人物、勝手にキャスティングしながら読んじゃいましたよ(笑)
あ…妄想の翼が…(笑)

これの余韻に浸ってしまっているので、すみません、雪組楽レポは、もうしばらくお待ち下さい。
こうなると、「取り急ぎ」で楽の事を少しでもブログ上げたの、ちょっとよかったなと思います(笑)




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